一般社団法人日本消化器外科学会

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消化器外科専門医ってなに?

日本消化器外科学会の専門医制度について

消化器外科専門医になるための研修

 医師免許を取得し,2年間の初期臨床研修終了後,日本消化器外科学会が定めるカリキュラムにしたがい,5年以上の消化器疾患・消化器外科・消化器がん全般の勉強と診断や手術の経験を積みます.

 消化器外科専門医になるためには,消化器外科の訓練をはじめてから5年以上で受験資格を得てから,試験に合格する必要があります.

 また,消化器外科専門医を受験する前には,一般外科医としての知識や技術を身につける外科専門医の取得が必須となっています.

 
8年
消化器外科研修 消化器外科専門医受験・資格取得
7年
 
6年
5年
一般外科・消化器外科研修 外科専門医資格取得
4年
 
3年
2年
初期研修  
1年

消化器外科専門医の取得に必要な手術経験

難易度
経験例数
低難易度手術
50例以上(術者)
中難易度手術
50例以上(術者)
高難易度手術
50例以上(助手も可)
経験すべき手術総件数
450例以上

 経験が必要な総手術件数は,消化器外科専門医修練カリキュラムに示された手術について450例以上です.手術には比較的やさしいものから難しいものまであり,低難易度中難易度高難易度の3つのレベルに分けられます.中難易度の手術とは主に胃や大腸のがんの手術です.高難易度の手術とは食道,肝臓,膵臓などの手術です.

 このほかに,論文や学術集会での発表や学術集会と教育集会・教育講座での消化器のすべての領域についての研修がもとめられます.

 これらの診療・研究・研修の実績を積んでから,書類審査を経て筆記試験の受験資格を得ます.この筆記試験に合格すると消化器外科専門医となります.合格率は例年75%前後です.

 2015年12月現在,日本消化器外科学会会員約21,000人のうち,消化器外科専門医の割合はおよそ3割です.