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Last Update:2001年4月1日

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日本消化器外科学会公式英文誌について(公式誌の指定の解除について)

2015年9月

会員各位

一般社団法人日本消化器外科学会

公式誌の指定の解除について

 各関係機関で検討を重ねた結果,本学会が医学の分野における重要かつ影響力の強い情報源としての役割を担うべく,新たに国際誌(英文の公式機関誌)を創刊することといたしました.

 これに伴いまして,現在の公式英文誌であるDigestive Surgeryは2015年末を持って公式誌としての指定を解除することをお知らせ申し上げます.

  • 2016年度以降の購読お申込みは,本学会を通じての取扱いは停止させていただきます.
  • ご購読中の2015年度分につきましては,Vol. 32の最終号まで発送いたします.

 


 

日本消化器外科学会公式英文誌について

 日本消化器外科学会は,2001年度から“Digestive Surgery” 外部サイトへリンクを本会公式英文誌とすることを,同誌を出版するKARGER社 外部サイトへリンク(スイス,バーゼル)と正式契約を行いました.これらの一連の経緯は,理事会で論議を重ね,評議員会,総会の承認を得ておりますが,その概略及び実際の運用法を,ここに改めてご報告いたします.

 

1. 日本消化器外科学会が公式英文誌を持つ意義

 日本消化器外科学会雑誌は,本会の公式誌として不可欠の役割を果たしていますが,本和文誌のみでは日本の消化器外科学及び本会が世界各国に正しく理解され,適正に評価されることは困難です.医学医療のグローバリゼイションの流れの中で,我々は,学術論文の発表だけでなく,本会としての活動情報を常に世界に向けて発信し,必要に応じて諸外国との論議を重ねて理解を求めていく必要があります.これを行うのに最も有効な手段の一つは,本会として公式英文誌を持ち,それを利用することです.

 また,日本人の論文が,英文構成上の問題やいまだ国際的に十分認識されていない日本固有の医学・医療状況にかかわる内容のために,適正な理解や評価が得難く,十分な査読を経ないで不採用と判定されることも少なくありません.これを解決するには,我々自身の努力とともに,本会が独自の公式英文誌を持ち日本人の消化器外科学にかかわる論文が正当に理解・評価されやすい査読環境を整えることも重要です.

 

2. 本会の公式英文誌の形態

 学会の公式英文誌を持つことは,1998年頃から理事会で論議されてきました.そして,本会単独で英文誌を維持するのは困難であり,すでに一定の評価を得て他学会の公式誌にもなっている英文国際誌を,適切な条件で共同維持することで本会の公式誌とするとの合意に至りました.これを受けて,本会会誌編集委員会担当の嶋田理事が主体になり,複数の国際誌を検討し随時理事会で論議して,最終的に“Digestive Surgery”に内定しました.その経過は,第55回本会評議員会,同総会で承認されております.

 

2001年4月
(2012年8月更新)

 

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