有限責任中間法人日本消化器外科学会ホームページへリンク 日本消化器外科学会雑誌 Online Journal
メインナビゲーションを飛ばす
ホームへリンク
最新号へリンク
既刊号へリンク
論文検索へリンク
投稿規定へリンク
編集委員会からへリンク
公式英文誌へリンク
購読のご案内へリンク
閲覧上のご注意へリンク
書誌情報 Japanese Englishページへリンク
第34巻 第11号 2001年11月 [目次] [全文 ( PDF 112KB)]
症例報告

von Recklinghausen病に併存した原発性十二指腸癌の1例

中田 岳成, 坂井 威彦, 熊木 俊成, 坂口 伸樹

長野県厚生連長野松代総合病院外科, 信州大学第2病理学教室

 von Recklinghausen病(以下,R病と略記)に併存した原発性十二指腸癌の1例を経験した.症例は64歳の女性.1999年4月,食欲不振,心窩部痛にて来院,精査にて原発性十二指腸癌と診断し,膵頭十二指腸切除術を施行した.また特有の皮膚病変と脊椎側弯症から,R病と診断された.摘出標本では,腫瘍は十二指腸乳頭上部に位置し,組織学的には,中分化型腺癌と診断された.近年R病に合併する消化管悪性腫瘍の報告は増えているが,発癌との関係については解明されていない.本症例のごとく乳頭部癌を除く狭義の原発性十二指腸癌合併R病としての切除例は極めてまれであり,若干の文献的考察を加え報告した.

索引用語
von Recklinghausen's disease, primary duodenal adenocarcinoma

日消外会誌 34: 1611-1615, 2001

別刷請求先
中田 岳成 〒381-1231 長野市松代町松代183 長野県厚生連長野松代総合病院外科

受理年月日
2001年7月30日

ダウンロードサイトへリンク PDFを閲覧するためにはAdobe Readerが必要です
このページのトップへ戻る
メインナビゲーションへ戻る
Copyright © 日本消化器外科学会