
~消化器外科医になることで広がる世界~
消化器外科医を選んだ理由は?
学生のころは救急医になりたいと思っていました.しかし臨床実習で外科を回り,手術の魅力に憑りつかれました.そしてAcute care surgeryという分野があることを知り,自分がやりたいことって,目の前で命の危機に直面している患者を手術で救うことなんだと気づきました.自分の理想の医師像を実現するために,手術のバリエーションも多い消化器外科を修練の場として選びました.個人的にその道ができるだけ多くの人を救えるのではないかと考えていました.
今,熱中しているもの
私は現在医師8年目になろうとしています(2026年4月時点).Acute care surgeonを目指して,外科専門医取得後救急科とのダブルボードを取得するために,6年目から救急科専攻医プログラムに移行しました.これまで外科医として習得した知識や技術を,救急の現場で応用できている実感があり,二つの領域にまたがって医療をすることに楽しさを感じています.また,外傷手術で有名なMattox法やCattell-Braasch法といった手術手技は,消化器外科医として癌の手術を日ごろからしていれば,すぐに実践できる手技です.Acute care surgeryの花形ともいえる外傷手術には消化器外科の技術が最も役立つと考えています.

消化器外科医の日々・プライベートについて
働き方改革の時流に押され,現在の施設ではチーム制とまではいきませんが,休日の病棟処置は当番制となっており,当番以外は休息をとりやすい環境にあります.消化器外科医は休みなく働いているイメージを持っている人も多いと思いますし,自分自身も外科医になるまではそう考えていましたが,思いのほかプライベートの時間もあります.特にこれといった趣味のない私はわが子と遊ぶ時間に全振りしています.周りの消化器外科医を見ていても趣味を謳歌している人が多いように感じます.

学生・研修医の皆さんへメッセージ!!
上部消化管,下部消化管,肝胆膵,私のように救急分野に興味を持つ者.進む道は様々です.その幅広さこそが消化器外科の魅力だと私は思います.これだけ幅広ければ,必ずや何かに適正があるはずです.培ったスキルを武器に,「この先生なら何とかしてくれる!」と頼られる外科医に私はなりたいと考えています.ともに頑張ってくれる仲間を募集しています!


