私たち広報Next Generationワーキンググループは,医学生や研修医に向けて役立つ情報を発信するため,広報委員会内の若手広報チームとして立ち上げられました.

「消化器外科医がどんな仕事をしているのか知りたい」
「自分が消化器外科に向いているのか分からない」
「具体的なキャリアが描きにくい」
「忙しい,厳しいといったイメージがあるけれど,実際どうなのかを知りたい」

そんな疑問や悩みを持っている人は多いのではないでしょうか?

外科といえば,以前は「3K:きつい,汚い,危険」という強いイメージがあったように思いますが,近年は職場環境の改善がますます進んでいます.チーム制の導入など,働き方改革を積極的に実践する施設も増えており,働きやすい環境が整備されてきました.本学会から「ハラスメント根絶宣言」が発出されたことも相まって,後進の教育方針もずいぶん変化しました.若手を支えながら温かく育てる文化が広がっています.

また,消化器外科に対し,「キャリア形成に時間がかかる」というイメージを持つ人が多いかもしれませんが,この点も時代とともに良い方向に変わってきました.以前は,取得に10年以上かかっていた消化器外科専門医資格も,制度の改変により,最短で8年程度で取得できるようになっています.

消化器外科領域は,食道・胃・小腸・大腸・肝臓・膵臓・胆道・脾臓など,カバーする臓器が圧倒的に多く,疾患人口も多いのが特徴です.たくさんの患者さんの役に立ち,社会に貢献している実感を抱けるのは,この仕事の最大の魅力と言えます.
学べる術式に関しても,Common diseaseに対するベーシックな手術から,高度進行癌に対する高難度手術まで,多岐にわたります.施設やプログラムにもよりますが,上級医指導のもとで若手のうちから執刀を経験できる機会が多いのも,消化器外科の利点です.基本的な手技から技術を磨きつつ,人生をかけて高い頂きを目指せる点で,やりがいのある仕事と言えるでしょう.
さらに,2026年の診療報酬改定により,条件を満たす施設では,消化器外科医の給与が以前よりアップする可能性が現実的になりました.
消化器外科は,あらゆる点で,新しい時代に向けて大きな変革の時を迎えているのです.

私たちは,後進の皆さんにぜひ,この「変革」を知ってほしい,と考えています.後悔しないキャリア選択には,十分な量の,最新の情報が必要だからです.
今やこの消化器外科は,かつてドラマや小説で描かれたような,旧態依然とした業界ではありません.
たくさんの外科医たちが,多様な価値観のもとで,多彩に輝ける.
そういう現実が,目の前に広がっています.

一緒に,消化器外科で新しい未来を描きませんか?
たくさんの患者さんを笑顔にできる.そんな人生を,あなたの手で実現しませんか?

皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています.

広報Next Generationワーキンググループ代表 山本 健人


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