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消化器外科医の働き方

一般病院勤務 卒後18年目

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一般病院勤務
卒後18年目
(2022年時点)

 私は現在卒後18年目で消化器外科を専門としています。卒後7年目に外科学会専門医を取得しました。消化管の中でも特に胃癌治療に興味を持ち、卒後8年目にがん研有明病院にレジデントとして2年間国内留学しました。卒後12年目で名古屋大学大学院博士課程を修了し、がん治療認定医、消化器外科学会専門医を取得しました。卒後14年目に国立がんセンター東病院にシニアレジデントとして1年間修行に行き、内視鏡外科学会技術認定医を取得しました。卒後15年目より現在の一般病院で勤務しております。今年、外科学会指導医と消化器外科学会指導医を取得しました。

 がん研有明病院や国立がんセンターで学ぶ機会を与えていただき、トップレベルの治療や手術手技を直接ご指導いただけたことは、現在の自分にとって大変貴重な経験であったと思います。

 当院では外科医として女性医師が産休中の医師を含めて5人、男性医師7人で勤務しております。上司が休みはしっかりとるようにという方針で、長期休暇や家庭の用事などの休暇も取得しやすい環境となっており、ストレスの少ない職場環境です。
また、カンファレンスも積極的に意見が言いやすく、とても雰囲気がいいと思います。

 現在は後輩外科医の指導にあたり、教育について試行錯誤しています。自分が指導いただいた経験をもとに、どうしたら患者さんによりよい治療を提供できるか、後輩外科医の手技の向上に役立つかを常に考えています。指導する立場になり、伝えることの難しさを痛感し、今までの自分の恩師の先生方に感謝の気持ちでいっぱいです。今後も医療に役立てるように日々努力していきたいと思っています。

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