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大学病院勤務 小林 美奈子 先生 卒後25年目 (2022年時点)
私は大学卒業後、消化管外科教室に入局しました。卒後3年目より大学院に入学し、卒後6年目に修了、外科学講座の助教になりました。大学院修了後は、下部消化管を専門とし仕事をする中で、術後感染症の発生頻度が上部消化管より多く発生することから、何とか改善したい思いで外科感染症に取り組みました。その取り組み成果として、当科のSSI発生率は右肩下がりに減少し、微力ではありますが臨床に、患者さんに貢献できたのではないかと自負しています。
卒後15年目頃より、外科感染症だけでなく耐性菌対策や抗菌薬適正使用など感染症全般にかかわる仕事がしたいと思い、下部消化管を専門にしつつも院内の感染制御部の仕事もするようになり、卒後20年目を超えた現在、院内すべての感染症を診る感染制御部に転職しています。
私のキャリアは外科医を目指す先生方からはかけ離れたコースではございますが、自分が本当にやりたいこと、興味があることが医師として働いている最中に見つかることもあり、途中で変更することも可能ですし、外科医をしていたからこそ、SSI対策やドレナージなど外科的処置による感染管理が理解できたり対処できたりすることがあります。
キャリアを重ねる中で、子育てや親の介護など様々な問題はありますが、自分が本当にやりたいことを、出来るときに悔いなく精一杯やることが、やり甲斐や、周囲の方々との良い関係を築くことにつながると思います。
私は大学卒業後、消化管外科教室に入局しました。卒後3年目より大学院に入学し、卒後6年目に修了、外科学講座の助教になりました。大学院修了後は、下部消化管を専門とし仕事をする中で、術後感染症の発生頻度が上部消化管より多く発生することから、何とか改善したい思いで外科感染症に取り組みました。その取り組み成果として、当科のSSI発生率は右肩下がりに減少し、微力ではありますが臨床に、患者さんに貢献できたのではないかと自負しています。
卒後15年目頃より、外科感染症だけでなく耐性菌対策や抗菌薬適正使用など感染症全般にかかわる仕事がしたいと思い、下部消化管を専門にしつつも院内の感染制御部の仕事もするようになり、卒後20年目を超えた現在、院内すべての感染症を診る感染制御部に転職しています。
私のキャリアは外科医を目指す先生方からはかけ離れたコースではございますが、自分が本当にやりたいこと、興味があることが医師として働いている最中に見つかることもあり、途中で変更することも可能ですし、外科医をしていたからこそ、SSI対策やドレナージなど外科的処置による感染管理が理解できたり対処できたりすることがあります。
キャリアを重ねる中で、子育てや親の介護など様々な問題はありますが、自分が本当にやりたいことを、出来るときに悔いなく精一杯やることが、やり甲斐や、周囲の方々との良い関係を築くことにつながると思います。