日本消化器外科学会会員の皆様へ
例年通り,第74回日本消化器外科学会総会(矢永 勝彦会長,東京都港区)の会期中に外科専門医の取得・更新に係る講習を開催することといたしました.
ご承知の通り,平成30年4月から日本専門医機構の主導する新専門医制度がスタートしました.新制度では,外科専門医の取得,更新に専門医共通講習と外科領域講習の受講が必要となる予定です.
また,現行制度下に外科専門医を更新する場合でも,専門医共通講習/外科領域講習受講を研修実績に加算(1回3単位)できることが日本外科学会からアナウンスされています.
そこで,日本消化器外科学会では,会員の皆様が外科専門医を取得・更新する際の利便性を高めるため,専門医共通講習/外科領域講習を一昨年から総会時に開催しております.
今回のテーマは「合併症回避・死亡率低減を目指した手術と周術期管理」です.アンケート調査で会員の皆様から多くの要望をいただきました.東京慈恵会医科大学附属柏病院の三澤健之先生と埼玉医科大学国際医療センターの山口茂樹先生に計1時間のご講演をいただきます.
今回の外科領域講習は,総会会期中計13回,専用会場においてビデオ上映する形式で行われます(映画館の上映をイメージください).受講受付は事前にオンラインで行います.学会のプログラムが公開された後(2019年6⽉中旬予定)に,ご自身のご都合に合わせてご希望の受講時間帯をお申込みください.多数のご参加をお待ち申し上げます.
一般社団法人日本消化器外科学会
専門医制度委員会
委員長 袴田 健一