日本消化器外科学会における倫理指針の変更に伴い,倫理審査を通っていることが必須のケースが多くなります.その場合は演題登録前までには所属施設倫理委員会の審査と承諾を得ていただく必要がありますので,ご留意ください.
倫理指針の変更点の詳細につきましては本学会Webサイトをご覧ください.
日本消化器外科学会では,学術集会で実施しているプログラムについて「学術集会プログラムの定義」に基づき開催いたします.
シンポジウムはある程度完成され,すでに認められている業績を持つ演者がその業績をさらに発展させたものを示すものであり,したがって,これまでの業績を集約した完成度の高い演題をとりあげるセクションである.その意味ではシンポジストに選ばれることは大変名誉なことである.また,演者はさまざまな領域の専門家,あるいは違った意見を持った専門家が望ましい.それぞれの演者については個別に質疑・討論を行い,総合討論は行わない.
パネルディスカッションは数人の演者が一つの問題について全員で集中的に討議を戦わせるセクションである.司会者が主導となり総合討論を行い,演者は自己の経験や業績にもとづいて異なる意見を述べあう.演者による一定時間の講演は行わず,聴衆は演者間の討論の中から,今後の診療に取り入れるべきものを得る.したがって,一つの結論にまとまらないこともあるが司会者は一定の方向を示すことが望ましい.
ワークショップは完成した研究成果より,むしろ未完成の進行中の研究をとりあげるセクションである.聴衆との討論の中で助言や今後の方向性が指摘される.斬新な考えや新しい方向などを示すような発表が望ましい.発表内容が多岐にわたることから総合討論は司会者の判断で有無を検討する.
以上が,日本消化器外科学会「学術集会プログラムの定義」となります.
具体的なプログラムタイトルは「プログラム」のページをご確認ください
日本消化器外科学会では,会場での発表において,発表スライドをすべて英語で作成していただきます.
※ただし,学部学生・初期研修医・メディカルスタッフセッションと共催セミナーは日本語でも可とします.
消化器外科学会の国際化を目指すため,主題プログラム(シンポジウム・ワークショップ・パネルディスカッション)の一部は英語で発表を行います(討論時は日本語でも可).主題プログラムのタイトルに「English」の記載があるセッションが英語発表の対象となります.
※ただし,パネルディスカッションは詳細な演者間討論を行って一定の見解を導き出す関係上,日本語での発表・討論を行います.
2018年11月1日(木曜日)~12月17日(月曜日)17時締切
演題応募期間の延長は,学会の規定により行っておりません.
ご了承くださいますようお願いいたします.
(1)日本消化器外科学会での演題の登録は,おひとり様1演題の応募のみとなっており,複数のご登録は不可となっております.公募演題で複数登録があった場合には,全ての演題が取り消しとなりますのでご注意ください.
指定演題につきましてはこの限りではありませんが,ご講演をご依頼しております皆様におかれましては,公募にてご応募いただきました会員の皆様にご発表の機会が広く与えられるよう,公募演題でのご応募はご遠慮くださいますようお願いいたします.
(2)演題応募に際しては,外科系学会で未発表である,または,過去に外科系学会で発表したがその後に新たな知見が得られたものに限ります.
また例年,日本消化器外科学会大会(JDDW)での投稿に,同じ内容での投稿が見受けられます.総会と大会で同じ内容の投稿があった場合,二重投稿とみなし両演題を取り消しといたしますのでご注意ください.
(3)抄録タイトルおよび抄録本文に,著者名や施設名が特定できる記載はしないでください.記載がある場合には,公平な査読が出来ないと判断し演題取り消しとなる場合があります.
(4)演題応募に際して倫理的問題は演者の責任で解決されていることが必要です.応募演題は研究自体の倫理性,特に,ヒトを対象とした医学研究の場合には患者さんのプライバシーの保護やインフォームドコンセントなどに関する倫理的問題に十分配慮されますようお願いいたします.
※倫理審査が不要な研究については、こちらをご確認ください。記載の研究以外については、すべて倫理審査で承認を得る必要があります.
※倫理指針の変更点の詳細につきましては本学会Webサイトをご覧ください.
(5)演題応募時には利益相反についての開示申告が必要です.
登録する演題が,以下の条件に該当する場合には利益相反の申告が必要となります.
種類 | 内容の説明 | 申告を要する条件 |
---|---|---|
役員・顧問職 | 1つの企業・団体からの年間報酬総額 | 100万円以上 |
株 | 1つの企業についての1年間の株による利益(配当、売却益の総和)の年間総額または当該全株式の保有率 | 100万円以上/5%以上 |
特許使用料 | 1つの特許権に対する使用料の年間合計額 | 100万円以上 |
講演料等 | 会議の出席(発表)に対し、研究者を拘束した時間・労力に対して支払われた日当(講演料など)の年間総額 | 50万円以上 |
原稿料 | パンフレットなどの執筆に対して支払われた原稿料の年間総額 | 50万円以上 |
研究費 | 1つの研究に対して支払われた年間総額 | 200万円以上 |
奨学寄附金 (奨励寄付金) |
1名の研究者代表者に支払われた年間総額 | 200万円以上 |
研究員 | 企業や営利を目的とした団体からの研究員等の受け入れ | - |
寄付講座 | 企業や営利を目的とした団体が提供する寄附講座の提供 | - |
その他報酬 | 研究とは直接無関係な旅行,贈答品などについて,1つの企業・団体から受けた報酬の年間総額 | 5万円以上 |
利益相反の開示には,以下の二つの申告を行っていただきます.
採否の発表は2019年3月中旬を予定しております.
日本消化器外科学会事務局 演題担当
TEL: 03-5216-5588
E-mail: jsgs74-endai@myregistration.net