日本消化器外科学会専門医制度における各資格の休止制度について
特段の理由により専門医や指導医の更新が困難になると予想される場合(例:国内外の研究留学,病気療養,妊娠・出産・育児・介護等のライフイベント,災害被災,事故など),専門医制度委員会の審査および承認を経て,専門医等の各資格活動の休止が認められます.
【休止申請について】
- 休止期間は,**現在の専門医認定期間内を開始年として最大2年間(年単位)**で申請可能です.
※月単位での申請や途中の変更は認められませんので,事前の計画に基づいて申請ください. - 専門医資格の活動休止を申請された場合,指導医資格も同様に休止となります.
- 専門医・指導医の認定期間が異なる場合,両資格がともに有効な期間に限り,活動休止の申請が可能です.
【休止中の取り扱い】
- 休止期間中は,専門医(指導医)資格は一時的に無効となり,「専門医」または「指導医」の呼称は使用できません.
- 休止期間中の診療実績・学術集会参加・教育講座受講等は,更新要件としては認められません.
- 休止期間満了後には,専門医(指導医)資格は自動的に再有効となります.資格の状況は,会員専用ページ「MyWeb」より随時ご確認ください.
【資格更新について】
- 休止明けの資格更新時には,休止期間を除く前後5年間で更新基準を満たす必要があります.
例)2025年1月1日から2029年12月31日までの認定期間から,2028年,2029年の2年間を休止した場合
■休止後の認定期間:
2025年1月1日から2031年12月31日(2028年1月1日から2029年12月31日を除く)
■次回更新年:
2031年7月頃に申請必要
■次回更新における診療経験・研修実績の対象期間:
2024年8月1日から2031年7月31日(2028年1月1日から2029年12月31日を除く)
【休止申請方法】
- 会員専用ページ「MyWeb」内の「資格情報」より申請してください.
- 申請内容は,専門医制度委員会の審査・承認を経て正式に休止が認められます.
【2年を超える休止を希望される場合】
- 原則として休止期間は最大2年間ですが,特別な事情がある場合は,下記までご相談ください.
お問い合わせ先:senmon[@]jsgs.or.jp
※送信時は[@]を半角@に置き換えてください
【認定登録医制度について】
- 消化器外科の診療に従事しているが,手術実績が不足している場合や,他科での診療従事などにより,更新が困難な場合は,認定登録医制度を活用ください.
- 専門医活動休止の申請は,冒頭に記載した特段の理由に該当する場合に限り受け付けます.