日本消化器外科学会では、若手消化器外科医のキャリアアップを支援することを目的として、2025年度より国内留学プロジェクトを開始いたします。国内留学を希望する研修生を下記の通り募集します。
1 応募資格
以下を満たす日本消化器外科学会会員を対象とする。
- 応募時40歳以下であること。
- 日本消化器外科学会に入会して1年以上経過していること。
- 消化器外科学会専門医を取得している、または消化器外科学会専門医資格に相当する修練を積んでいる、あるいは修練終了予定であること。
2 留学プラン
領域別留学コースと留学期間別プログラムとの組み合わせにより留学プランを決定する。
①領域別留学コース
- 胸腔鏡/ロボット支援下食道切除術コース
- 腹腔鏡/ロボット支援下胃切除術コース
- 高難度膵切除、肝切除術コース
- 腹腔鏡下/ロボット肝切除術コース
- 腹腔鏡下/ロボット結腸・直腸手術コース
②留学期間別プログラム
- 超短期間型プログラム(単回~複数回、研修日指定)
- 短期間型プログラム(2週間~1か月)
- 中期間型プログラム(1か月~6か月)
- 長期間型プログラム(6か月~1年)
3 国内留学受け入れ施設
2025年度の国内留学受け入れ施設は以下の通りである。
- 富山大学
- 群馬大学
- 国際医療福祉大学
- 獨協医科大学
- 北里大学
- 順天堂大学
- 山梨大学
- 浜松医科大学
- 名古屋大学
- 名古屋市立大学
- 奈良県立医科大学
各領域別留学コースの研修施設と研修期間について
4 費用補助
短期・中期・長期プログラムに関しては、日本消化器外科学会より以下のとおり費用補助が提供される。
- 短期間型プログラム(2週間~1か月):1週間あたり5万円
- 中期間型プログラム(1か月~6か月):一時金30万円
- 長期間型プログラム(6か月~1年):一時金50万円
5 募集人数
2025年度の本プロジェクトの募集人数は以下のとおりである。
- 超短期間型プログラム(単回~複数回、研修日指定):40名
- 短期間型プログラム(2週間~1か月):3名
- 中期間型プログラム(1か月~6か月):4. とあわせて3名
- 長期間型プログラム(6か月~1年):3. とあわせて3名
6 申請方法
留学希望者は、①申請用紙、②履歴書と③所属施設の上司と診療責任者の推薦状(超短期型の場合は不要)をダウンロードし、必要事項を記載する。
まず、申請用紙と履歴書を日本消化器外学会教育委員会国内留学プロジェクト事務局へメールにて提出する。短期型~長期型の場合,事務局からの返信メールにその他書類のアップロード方法の記載があるので、指示に従いアップロードする。
①申請用紙
日本消化器外科学会 教育委員会事務局にメールで提出
【超短期型用】
- 希望する領域別留学コース、希望期間詳細(〇月〇日など、具体的に記載すること。複数回希望の際はその旨も記載すること。)
※研修期間については手術症例など留学先施設の都合により、調整が必要な場合がある。 - 希望留学施設 (第3希望まで記載)
- 日本消化器外科学会 会員番号、専門医番号
(専門医未取得の場合は、留学希望領域の執刀経験数を記載すること) - 所属施設名・住所・電話番号
- 自宅住所・自宅電話番号(携帯電話)・メールアドレス
- 留学希望理由・研修希望内容、自己アピール(400字程度)
【短期型・中期型・長期型用】
- 希望する留学プラン(留学期間別プログラムおよび領域別留学コース)
短期型については希望期間詳細(〇月〇日~〇週間など、具体的に記載すること。)
※研修期間については留学先施設の都合により、調整が必要な場合がある。 - 希望留学施設(第3希望まで記載可)
- 日本消化器外科学会 会員番号、専門医番号
(専門医未取得の場合は、留学希望領域の執刀経験数を記載すること) - 過去1年間(2024年12月1日~申請時点まで)の参加手術リスト(NCD登録されたもの)
・留学希望領域の術者件数
・留学希望領域以外の術者件数 - 過去5年間(2020年12月1日~申請時点まで)の日本消化器外科学会および関連学会活動記録(参加証あるいは参加証明証をスキャンして提出)
- 所属施設名・住所・電話番号
- 自宅住所・自宅電話番号(携帯電話)・メールアドレス
- 留学希望理由・研修希望内容、自己アピール(400字程度)
- 一時金振込口座 銀行名・支店名・口座番号・口座名義(漢字、カナ)
②履歴書
申請用紙とともに日本消化器外科学会 教育委員会事務局にメールで提出
③推薦状(所属施設の上司と診療責任者の2通)
事務局からの返信メールに従い、アップロードする ※超短期型の場合は不要
④過去5年間(2020年12月1日~申請時点まで)の日本消化器外科学会および関連学会の参加証あるいは参加証明書類の写し
事務局からの返信メールに従い、アップロードする ※超短期型の場合は不要
7 選考方法
日本消化器外科学会事務局・留学希望施設による書類審査、および希望留学施設による面談(オンラインを含む)によりマッチングを行う。
8 申請受付期間
近日中に受付開始予定です。
※本年度は募集期間が短くなる見込みですので、ご留意ください。
- 超短期間型プログラム(単回~複数回、研修日指定):随時
- 短期間型プログラム(2週間~1か月):2026年2月から留学受け入れ開始
- 中期間型プログラム(1か月~6か月):2026年4月から留学受け入れ開始
- 長期間型プログラム(6か月~1年):2026年4月から留学受け入れ開始
9 その他、注意事項
- 必ず個人で賠償責任保険に加入すること。
- 研修中の宿泊先については、各研修施設の情報を参照し、住居補助の対象となる施設については、空室状況を各施設に確認すること。
- 中期・長期型プログラムについては、雇用形態を留学受け入れ施設に確認すること。
- 研修生は各施設があらかじめ明示した到達目標をもとに、指導医と相談してより具体的な到達目標を研修開始時に作成すること。
(途中で目標達成のための研修が行われているか、修了時には目標の達成度の検証を行う) - 留学終了後に修了報告書の提出をすること。
10 申請書類提出先、問い合わせ先
一般社団法人 日本消化器外科学会 教育委員会 国内留学プロジェクト事務局
〒108-0073 東京都港区三田三丁目1番17号アクシオ-ル三田6階
Email: el@jsgs.or.jp




