一般社団法人日本消化器外科学会

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消化器外科専門医ってなに?

消化器外科医の仕事

消化器外科医の仕事 その1

 関連する他科(内科,放射線科など)の医師とともに,病気の広がりや進行具合を診断します.

 がんの場合,手術法ばかりでなく放射線療法,抗がん剤治療などを含めて,最適な治療法を検討します.

 

 手術を行う場合には,手術の方法,手術によって切り取る範囲,切り取る手順などを決めたり,手術前の準備(栄養管理,安全の確認とその対策など)を行います.この準備に数週間を要することもあります.

消化器外科医の仕事 その2

 消化器がんの手術では通常2名以上の外科医,1名の麻酔科医,2名の看護師が必要です.手術によっては10数時間に及ぶものもあります.

 

 手術前には,病気の状況や手術方法および治療成績や合併症(手術が原因となって起こる別の病気)などについて説明を行います.
 手術後には,行われた手術の説明を行います.

消化器外科医の仕事 その3

 患者さんの病気の状態や治療方法について,同僚医師や看護師,化学療法科(抗がん剤治療を専門に行う科),放射線科,緩和ケア(病気に伴う痛みや苦しみを和らげることを優先する医療)などの医師と検討し,その結果を患者さんに伝え,どのような治療がよいかを決めます.

 

 手術後は,病棟を回診し,注意深く手術後の患者さんの状態を観察し,必要な検査やキズの処置などを行います.

 

 カルテの記載や治療データの整理を行います.
 また,学術集会,セミナーなどへ参加し,研究成果の発表や情報の収集を行い,常に最新の情報と診療を提供できるようにしています.

消化器外科医の仕事 その4

 手術ばかりでなく外来での診察を担当し,また内視鏡や超音波による検査なども行います.

 

 がんの患者さんに対する化学療法(抗がん剤治療)も行います.また,がんによる痛みを取り除くことも,消化器外科医の重要な仕事のひとつとなっています.

 

 病院によって回数は異なりますが,平日夜間の当直,休日の日直を月に数回こなし,また時間外や救急患者の診療も担当しています.